草加市谷塚の産婦人科 木島医院

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医療コラム

インフルエンザについて

妊婦さんのインフルエンザ予防接種

例年、寒い時期に流行し日本国内ではおよそ10人に1人が感染すると言われる「インフルエンザ」。
近年、海外で流行しているさまざまな感染症の脅威。
テーマは『妊婦さんのインフルエンザ予防接種』です。

妊婦さんに対するインフルエンザの影響
妊娠中の予防接種
予防接種の時期

インフルエンザの流行時期
インフルエンザの影響
妊娠中の予防接種
予防接種を受ける時期

インフルエンザ予防のために~手洗い・マスクのススメ

インフルエンザを、かぜのちょっと重いもののように考えている人がいますが、それは大きなまちがいです。
インフルエンザにかかってしまうその前に、1人ひとりが正しい予防法を身につけ、心がけて過ごすことが何より大切です。
今回は、インフルエンザを予防するためのこまめな手洗い方法と、かかってしまった時の咳エチケットについてご紹介します。

http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg7362.html?t=46&a=1

妊娠している婦人もしくは授乳中の婦人に対してのインフルエンザに対する対応Q&A

分娩前後に母親が感染した場合の対応については昨シーズンと大きく異なっていますのでご注意ください

Q

妊婦は非妊婦に比して、インフルエンザに罹患した場合、重症化しやすいのでしょうか?

A

妊婦は重症化しやすいことが知られています。幸い、昨シーズンの新型インフルエンザでは本邦妊婦死亡者はありませんでしたが、諸外国では妊婦死亡が多数例報告されています。昨シーズン、新型インフルエンザのため入院を要した妊婦では早産率が高かったことが報告されています。また、タミフル等の抗インフルエンザ薬服用が遅れた妊婦(発症後48時間以降の服用開始)では重症化率が高かったことも報告されています。

Q

妊婦へのインフルエンザワクチン投与の際、どのような点に注意したらいいでしょうか?

A

妊婦へのインフルエンザワクチンに関しては有効性が証明されています。昨シーズンの新型インフルエンザワクチンに関しても、妊婦における重篤な副作用報告はありませんでした。パッチテスト試薬等の保存剤が含まれていてもほとんど問題はないことが証明されています。
インフルエンザワクチンでは重篤なアナフィラキシーショックが100万人当たり2〜3人に起こることが報告されており、卵アレルギーのある方(鶏卵、鶏卵が原材料に含まれている食品類をアレルギーのために日常的に避けている方)ではその危険が高い可能性があります。したがって、卵アレルギーのある妊婦(鶏卵、鶏卵が原材料に含まれている食品類をアレルギーのために日常的に避けている方)にはワクチン接種を勧めず、以下が推奨されます。
1) 発症(発熱)したら、直ちに抗インフルエンザ薬(タミフル) を服用(1日2錠を5日間)するよう指導します。
2) 罹患者と濃厚接触した場合には、直ちに抗インフルエンザ薬を予防的服用(10日間)するよう指導します。

Q

インフルエンザ様症状が出現した場合の対応については?

A

発熱があり、周囲の状況からインフルエンザが疑われる場合には、「できるだけ早い(可能であれば、症状出現後48時間以内)タミフル服用開始が重症化防止に有効である」ことを伝えます。妊婦から妊婦への感染防止という観点から「接触が避けられる環境」下での診療をお勧めします。妊婦には事前の電話やマスク着用での受診を勧めます。一般病院への受診でもかまいませんが、原則としてかかりつけ産婦人科医が対応します。
インフルエンザ感染が確認されたら、直ちにタミフル投与を考慮します。妊婦には、「発症後48時間以内のタミフル服用開始(確認検査結果を待たず)が重症化防止に重要」と伝えます。

Q

妊婦がインフルエンザ患者と濃厚接触した場合の対応はどうしたらいいでしょうか?

A

抗インフルエンザ薬の予防的投与(10日間)を行います。予防投与は感染危険を減少させますが、完全に予防するとはかぎりません。また、予防される期間は服用している期間に限られます。予防的服用をしている妊婦であっても発熱があった場合には受診するよう勧めます。

Q

抗インフルエンザ薬は胎児に大きな異常を引き起こすことはないのでしょうか?

A

昨シーズン、多数の妊婦(推定で4万人程度)が抗インフルエンザ薬を服用しましたが、胎児に問題があったとの報告はあがってきていません。

Q

抗インフルエンザ薬の予防投与(インフルエンザ発症前)と治療投与(インフルエンザ発症後)で投与量や投与期間に違いがあるのでしょうか?

A

以下の投与方法が推奨されます。

1.タミフルの場合
予防投与:75mg錠 1日1錠(計75mg)10日間、 治療のための投与:75mg錠 1日2回(計150mg)5日間。

2.ザナミビル水和物ドライパウダーインヘラーの場合
予防投与:10mgを1日1回吸入(計10mg)10日間、治療のための投与:10mgを1日2回吸入(計20mg)5日間。

Q

予防投与した場合、健康保険は適応されるのでしょうか?

A

予防投与は原則として自己負担となりますが、自治体の判断で自己負担分が公費負担となる場合があります。

Q

分娩前後に発症した場合は?

A

タミフル(75mg錠を1日2回、5日間)による治療を直ちに開始します。新生児への対応は以下のように行います。
1)母親が妊娠~分娩8日以前までにインフルエンザを発症し改善後に出生した場合
・通常の新生児管理を行います。
2)母親が分娩前7日から分娩までの間にインフルエンザを発症した場合
・分娩後より、母子で個室隔離。分娩後より、飛沫・接触感染予防策を講じて母子同室とします。
・個室がない場合は母子を他の母子と離して管理します。その際、飛沫・接触感染予防策を十分講じます。
・児への抗インフルエンザ薬の予防投与はせず、児の症状の観察とバイタルサインのモニタリングを行います。
3)母親が分娩後~産院退院までにインフルエンザを発症した場合(カンガルーケアや直接授乳などすでに濃厚接触している場合)
・個室にて、直ちに飛沫・接触感染予防策を講じて母子同室を継続します。その際、児を保育器に収容等の予防策を講じ、母子間の飛沫・接触感染の可能性につき十分注意を払います。
・母親の発症状況や児への暴露の程度を総合的に判断して、必要な場合、厳重な症状の観察とバイタルサインのモニタリングをできる環境に児を移送し、発症の有無を確認します。移送後の児は、保育器管理されます。保育器がない場合は他児と十分な距離をとります(1.5m 以上、可能ならば、他児との間をカーテン等で分離する)。
・児への抗インフルエンザ薬の予防投与は原則、行わないことにします。
4)新生児に発熱、せき・鼻汁・鼻づまりなどの上気道症状、活気不良、哺乳不良、多呼吸・酸素飽和度の低下などの呼吸障害、無呼吸発作、易刺激性 などが認められた場合
・直ちにインフルエンザの検査診断(簡易迅速診断キットによる抗原検査と可能ならば RT-PCR 検査の施行が望ましい)を行います。治療を行う事も考慮します。また、新生児の場合、インフルエンザ以外の疾患で上記の症状を認める場合があるので、鑑別診断に努め症状にあった治療を行う必要があります。
・早産児へのインフルエンザの影響は不明なことが多いので、疑い例であってもウイルス検査を行うように努めます。

Q

感染している(感染した)母親が授乳することは可能でしょうか?

A

原則、母乳栄養を行います。 以下が勧められます。
・母親がインフルエンザを発症し重症でケアが不能な場合には、搾母乳を健康な第三者に与えてもらう。
・母親が児をケア可能な状況であれば、マスク着用・清潔ガウン着用としっかりした手洗いを厳守すれば(飛沫・接触感染予防策)、直接母乳を与えても良い。
・母親がオセルタミビル・ザナミビルなどの投与を受けている期間でも母乳を与えても良いが、搾母乳とするか、直接母乳とするかは、飛沫感染の可能性を考慮し発症している母親の状態により判断する。
・母親の症状が強く児をケアできない場合には、出生後、児を直ちに預かり室への入室が望ましい。その際、他児と十分な距離をとる(1.5m 以上)。
・哺乳瓶・乳首は通常どおりの洗浄でよい。
・原則、飛沫・接触感染予防策の解除は、母親のインフルエンザ発症後7日以降に行う

月経困難症について

目次

※こちらは、月経困難症についての紹介でございます。

月経困難症とは…

生理期間中に生理にともなって起こる病的症状のこと。
下腹部痛、腰痛など一般的に生理痛と呼ばれるものに加え、おなかの張り、吐き気、頭痛、疲労、脱力感、食欲不振、イライラ、下痢および憂うつなども含まれます。

治療方法は?

対症療法

薬を服用することで、痛みの原因物質が体内で合成されないようにします。
痛みの原因物質ができてから(痛くなってから)ではなく痛くなる前から飲むことが大事です。

漢方療法

痛み止めだけではなく、漢方薬も対症療法のひとつです。
陰陽・虚実・気血水に基づいて、患者様一人ひとりに適した漢方薬を選んでいきます。

内分泌療法

痛み止めで痛みが軽減されない場合に、ホルモン剤で症状を改善する治療方法です。
生理痛の原因となる疾患をコントロールすることで痛みを和らげ再発を防止します。
LEP製剤※1が多く用いられています。
その他、黄体ホルモン剤、GnRHアゴニスト※2などもあります。すべて医療機関を受診して処方されます。

どちらの療法も薬の種類はさまざま。場合によっては対症療法と内分泌療法を組み合わせて使用することもあります。お医者さんとよく相談して、あなたに適した治療法を選択しましょう。
内分泌療法には、吐き気やめまい、不正出血などの他に、まれですが血管の中で血のかたまりができる血栓症の副作用も知られています。
下肢の急激な疼痛や浮腫、突然の息切れや胸痛、激しい頭痛などの症状が出た時はすぐに医療機関に相談しましょう。

※1 LEP製剤:月経困難症を適応症とする保険薬。低用量の卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合剤。
※2 GnRHアゴニスト:性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン:Gn)を放出させるホルモン(RH)の働きを抑え、卵巣の機能を抑制します。

STD(性感染症)について

目次

※こちらは、STD(性感染症)についての紹介でございます。

STDとはsexually transmitted diseasesの略称で性感染症とよび、性行動を介して伝播、感染する病気をいいます。STDの治療ではセックスパートナーの検査・治療が不可欠です。

クラミジア感染症とは?

潜伏期間:1~3週間

症状

女性側-帯下増加(緑黄色・悪臭・膿性)、不正性器出血、腹痛
男性側-排尿痛

診断

子宮頚管粘膜上皮細胞などの感染局所を綿棒で擦過して抗原を検出します。 感染から時間の経過している症例などは採血による抗体検査があります。

治療

妊娠していない人-テトラサイクリン系、マクロライド系、ニューキノロン系
妊娠している人-マクロライド系

※クラミジア感染が子宮頚管炎から子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎と波及することがあります。将来、卵管性不妊症や子宮外妊娠の原因となることもあります。
※妊婦さんの3~5%にクラミジアが検出され、早産、前期破水の原因となることもあります。分娩時に赤ちゃんに感染すると赤ちゃんが結膜炎や肺炎を引き起こすこともあります。

淋病とは?

潜伏期間:2~5日

症状

帯下増加(黄色・膿性)、外陰部のかゆみ、灼熱感、排尿痛

診断

子宮頚管、尿道からの分泌物を検査します。

治療

ペニシリン系 セファロスポリン系

※放置しておくと卵管炎、卵管周囲炎となることもあり、将来不妊症になる可能性もあります。

性器ヘルペスとは?

症状

初めての感染で症状がでたら-水ぶくれや潰瘍ができます。発熱や、痛みのために排尿困難な場合もあります。ふともものリンパ節が腫れて痛みも出ます。 子宮頸部や膀胱にまで症状が波及することもあります。
再発した場合-1年以内に8割以上が再発するといわれています。過労・セックス・ストレスなどの刺激で再発することが多い。性器、おしり、ふとももなどに水疱ができます。神経痛などのような痛みが前兆にあることがあります。 初感染の時よりも症状が軽くすむことが多いです。

治療

軟膏、飲み薬 重症の場合は点滴します。

不正出血について

不正出血にはいろいろな原因があります。
・子宮がん
・STD
・子宮頚管ポリープ
・子宮内膜ポリープ
・子宮筋腫
・機能性出血(器質的疾患がないにも関わらず子宮内膜からの出血で月経以外のもの)
・その他

不正出血は本当にびっくりしますよね。
まずは、「子宮がんかも!!」って思われる方が多いと思います。しかしそう子宮がんが見つかることはほとんどありません。
顔面蒼白になり「先生~出血したんです」と泣きそうになって診察室に入ってこられる方がほとんどですが、診察すると、ポリープだったり小さい筋腫があったりと、がんではない人がほとんどです。
しかし、念のため全例子宮がん検査を行うことをおすすめします。
とりあえず出血したら早めに診察を受けるようにしてください。万が一子宮がんでも早期に見つかれば子宮をとらなくても大丈夫なこともありますから。

不妊症・ピルについて

目次

※こちらは、不妊症・ピルについての紹介でございます。
 当院では対応していない治療・検査もございます。お問い合わせください。

不妊症

不妊症の治療

原因が特定できた場合には、それぞれの原因に応じた治療を行いましょう。
例えば・・・

排卵障害

排卵誘発法を用いながら、タイミング法や人工授精などがあります。

卵管狭窄・閉塞

卵管癒着剥離術や卵管形成術を行い卵管を開通させるか、体外受精です。

子宮内膜症

腹腔鏡下子宮内膜症病巣除去術を行ってからタイミング法・人工授精・体外受精を行うか、年齢によってはすぐに体外受精を行うのが良いでしょう。

乏精子症

男性側の治療や、人工授精や体外受精(状態によっては顕微授精)があります。

無精子症

精管閉塞がある場合は精路再建手術を行うか、精巣精子採取術+顕微授精などがあります。

勃起障害・射精障害

勃起障害治療薬等で治療したり、人工授精があります。

<原因が分からない場合>

排卵と受精を補助する治療があります。一般的には、タイミング法→排卵誘発法→人工授精→体外受精というように、数周期で妊娠しない場合に治療法をステップアップさせていきます。

タイミング法

排卵の2日前ごろ、妊娠しやすいと言われている時期に性交を持つようにする方法です。卵胞の大きさや尿中のホルモンを測定し、排卵日を推定します。排卵日の周辺で数回の通院が必要です。

排卵誘発法

内服薬や注射で排卵を促す方法です。排卵障害の場合に使用する方法ですが、排卵があっても、人工授精の妊娠率を上げる目的で使用する場合もあります。

人工授精

マスターベーションで採取した精液から良好な精子を取り出して、妊娠しやすい時期に子宮内に注入する方法です。

生殖補助医療(体外受精、顕微授精)

膣の方から細い針を穿刺して卵巣から卵子を取り出し、体外で精子と受精させ、数日後に子宮内に受精卵(胚)を戻す方法です。精子と卵子が自然に受精しない場合、あるいは精子数が極端に少ない場合は、細い針で精子を卵子の中に注入する方法(顕微授精)があります。1回の体外受精でたくさんの受精卵が得られた場合、余剰胚を凍結し、妊娠しなかった場合や次の子どもを望む場合に戻す方法もあります(凍結胚移植)。

図に体外受精・顕微授精の概要を示します。

  1. 卵巣に針を刺し、卵を採取します。
  2. 体外で精子と受精させます(上段:顕微授精、下段:通常の体外受精)。
  3. 受精を確認し、卵の分割を待ちます。
  4. 子宮内に受精卵を戻します。

不妊の検査

女性側の検査

内診・経膣超音波検査
子宮内膜症や子宮筋腫、クラミジア感染症などの病気がないかどうかを調べます。子宮内膜症や子宮筋腫の疑いがある場合には、MRI検査や腹腔鏡検査を追加して行う場合もあります。

子宮卵管造影検査
卵管が詰まっていないかどうか、子宮の中の形に異常がないかどうかを調べます。

ホルモンの検査
女性ホルモンの分泌やこれに関係する甲状腺の機能などを調べる血液検査です。妊娠が成立する時期(黄体期)に十分な女性ホルモンが分泌されているかどうかを調べておく必要もあるため、一般的には月経周期にあわせて2回の検査があります。

性交後試験(Huhnerテスト、またはPCT)
排卵直前の妊娠しやすい日に性交を行い、翌日、女性の子宮頸管粘液を採取し、その中に運動精子を認めるかどうかを調べます。直進運動精子が認められない場合は、免疫因子(抗精子抗体)の有無などを調べます。

男性側の検査(精液検査)

マスターベーションで採取した精液を検査し、精子の数や運動率などを調べます。不妊症を診ている産婦人科や泌尿器科で検査できます。異常がある場合には精索静脈瘤などの病気がないかどうか、泌尿器科で検査をします。

不妊の原因 (男性)

不妊の原因は?

男性側の理由

男性側に理由がある割合と、女性側に理由がある割合は、ほぼ半々だと言われています。

造精機能障害

精子の数が少ない、または無い、あるは精子の運動性などの性状が悪いと、妊娠しにくくなります。精索静脈瘤で精巣内の温度が高くなっていると、精子の数や運動性が低下します。また、特に原因はなくても精子が作られない場合もあります。

精路通過障害

作られた精子がペニスの先端まで通るための道が途中で詰まっていると、射精はできても精子は排出できず、妊娠に至りません。過去の炎症(精巣上体炎)などにより精管が詰まっている場合などがあります。

性機能障害

勃起障害(ED)、膣内射精障害など、セックスで射精できないものをいいます。一般的にはストレスや妊娠に向けての精神的なプレッシャーなどが原因と考えられていますが、糖尿病などの病気が原因のこともあります。

加齢による影響

男女とも、加齢により妊娠する・させる力(妊孕性)が低下することが分かっています。女性は30歳を過ぎると自然に妊娠する確率は減り、35歳を過ぎると著明な低下をきたします。加齢により子宮内膜症などの合併が増えること、卵子の質の低下が起こることが妊孕性低下の原因と考えられています。
男性は、女性に比べるとゆっくりですが、35歳ごろから徐々に精子の質の低下が起こります。

不妊の原因 (女性)

不妊の原因は?

不妊の原因は、男性側、女性側、あるいはその両方にある場合がありますが、何も原因がない場合もあります。

女性側の原因

排卵因子

規則的な月経のある女性の場合は、月経の約2週間前に「排卵」が起こります。排卵とともに女性ホルモンの分泌が変化し、その影響で子宮内膜も妊娠に向けて準備をします。妊娠が成立しなければ子宮内膜は剥がれ落ちて月経になります。
しかし、極端な月経不順の女性の場合、月経のような出血があっても排卵を伴わないことがあります。排卵がなければ妊娠は起こりません。排卵が起こらない原因には、甲状腺など女性ホルモンを出す仕組みに影響を与える病気や、極度の肥満または体重減少、男性ホルモンが高くなるホルモンのバランス異常(多嚢胞性卵巣症候群)などがあり、これらの場合は原疾患を治療したり、排卵を起こす治療をしたりします。また、ほとんど月経がない場合、さまざまなホルモン分泌の異常やまれに早発卵巣不全(早発閉経)の方もおられます。
排卵しているかどうかは、基礎体温を記録するとわかります。

卵管因子

卵管は精子が卵子に向かい、受精した卵(胚)が再び子宮に戻るための道です。卵管が炎症などによって詰まっていると、妊娠は起こりません。卵管炎や骨盤腹膜炎の原因となるクラミジア感染症にかかったことがある方で、ほとんど無症状のうちに卵管が詰まっていることもあります。また、強い月経痛がある女性の場合、子宮内膜症が潜在していることがありますが、この子宮内膜症の病変によって卵管周囲の癒着が起こり、卵管が詰まっている場合もあります。

頸管因子

子宮頸管は子宮の出口を巾着のように閉めてバリアをしている筒のような部分です。排卵が近づくとその筒の内部を満たす粘液が精子の貫通しやすい状態に変化しますが、この粘液の分泌が少なかったり、精子の貫通に適していなかったりすると、精子は子宮内に侵入しにくくなり、妊娠が起きにくくなります。

免疫因子

人間には、細菌やウイルスなどの外敵と闘い自分を守るための「免疫」という仕組みがあります。異物の侵入を容易に許容しないための大切な仕組みですが、時に「抗体」といわれる免疫の力で精子を攻撃してしまうことがあります。精子を攻撃する抗体(抗精子抗体)を持つ女性の場合、子宮頸管や卵管の中で抗精子抗体が分泌されると、精子の運動性が失われ、卵子に到達できず、妊娠が起こりません。

子宮因子

子宮筋腫や子宮の先天的な形態異常などにより、子宮内膜の血流が悪かったり、子宮内に過去の手術や炎症による癒着などがあると、子宮内に到達した胚がくっ付いて育つことを妨げ、妊娠に至りません。

不妊とは

「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。

しかし、女性に排卵がなかったり、子宮内膜症を合併していたり、過去に骨盤腹膜炎などにかかったことがあったりすると妊娠しにくいことが分かっています。

このような場合は、上記の定義を満たさなくても「不妊かもしれない」と考えて検査や治療に踏み切った方が良いこともあります。また、男女とも加齢により妊娠が起こりにくくなることが知られており、治療を先送りすることで成果が下がるリスクを考慮すると、一定期間を待たないですぐに治療したほうが得策である場合もあります。

不妊のカップルは約10組に1組と言われていますが、近年、妊娠を考える年齢が上昇していることもあり、この割合はもっと高いとも言われています。

ほとんど病気とは無縁で病院を訪れることのなかったカップルにとっては、不妊ではないかと考えただけで大きな不安をお持ちになることと思います。まずは健康であることを確認し、人生のプランをたてるために、産婦人科医にご相談ください。

ピル

ピルについて

ピルについての基礎知識

ピルを飲むと排卵が抑えられる

ピルには、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類の女性ホルモンが含まれています。ピルを飲むと血中のホルモン(とくに黄体ホルモン)が増えるので、その情報が脳の視床下部に伝えられます。すると、すでに排卵後のホルモン状態であると判断されて排卵が起こらない、というしくみになっているのです。

また、ピルに含まれる黄体ホルモンの働きによって、子宮頸管粘液の性質や、子宮内膜を変化させ、妊娠しにくい状態を作る働きもあります。

主流はホルモン量の少ない低用量ピル

現在、避妊薬として世界中で使われているピルは、含まれているホルモンの量が少ない低用量ピルです。日本でも1999年に解禁され、低用量ピルが使用できるようになりました。しかし、市販されていないので、医師の処方箋が必要です。また、2008年厚生労働省に保険適用された治療用の低用量ピルがありますが、『子宮内膜症に伴う月経困難症』のみが対象となっています。

ピルのメリット

PMSや月経痛(生理痛)がやわらぐ

ピルを飲むと、自然な状態のときよりも、女性ホルモンの量の変動が少なくなり、血中のホルモン量が安定した状態が続きます。

その結果、女性ホルモンの急激な変化によって自律神経が乱れて起こる月経前症候群(PMS)が緩和されます。精神的にも肉体的にも安定し、イライラなどの不快症状がやわらぐのです。

また、子宮内膜の厚みが関係して起こる月経痛(生理痛)も、ピルの作用により子宮内膜の厚みが減ることで、月経時の経血量が減少します。そのため貧血も軽くなります。

月経不順の改善にも

ピルを正しく服用することにより、一定の周期で規則正しく月経が来ることになります。つまり、月経をコントロールすることになり、月経不順の改善にもつながるのです。

子宮筋腫や子宮内膜症の痛みにも

子宮筋腫子宮内膜症の人は、ピルを飲むことによって痛みを軽くしたり、経血量を減らすことなどが期待できます。

病気の予防につながることも

ピルには、さまざまな女性特有の病気を防ぐ作用があります。

子宮体ガンは、卵胞ホルモンが過剰に出て黄体ホルモンが少なくなったときに発生しやすくなるのですが、ピルで一定の黄体ホルモンを保つことで発生率が減ります。

ピルの排卵を抑える作用により、卵巣ガンにもかかりにくくなります。排卵のたびに卵巣の表面は破れて傷がつきますが、排卵がないことで、これを防ぐことにつながるのですね。そのほか、卵巣のう腫乳腺症などの予防、貧血やニキビなどの改善にも作用があります。

一時的に月経をずらしたいとき

海外旅行や結婚式に合わせて月経をずらしたいなど、一時的に月経周期を調整するときにもピルは役立ちます。一時的な使用には中用量ピルを服用することが多いですが、低用量ピルでも可能です。

月経日を早めるには、中用量ピルの場合は月経開始日の5日目から、低用量ピルの場合は月経初日から服用し、月経を起こしたい日の2日前くらいに服用を中止すると出血がはじまります。

月経を遅らせたいときは、排卵があった後、高温期に入ってから飲みはじめます(中用量ピルが一般的)。月経予定日の5日前くらいから薬を飲みはじめ、妊娠中と同じようなホルモン状態にすることで月経を遅らせます。服用をやめて2~3日後には月経がはじまります。ふだんから低用量ピルを服用している人は、1相性のピルを飲み続けていれば、その間、月経を遅らせることができます。

いずれの場合も直前では間に合わないので、予定している2~3カ月前には婦人科へ相談しに行きましょう。

モーニングアフターピル

コンドームが破れたり、はずれてしまうような失敗があったとき、セックスしてから72時間(3日間)以内に2錠、その12時間後に2錠ピルを飲んで、受精卵の着床を防ぐという緊急避妊手段をモーニングアフターピルといいます。これはもともと、アメリカでレイプ被害にあった女性への対策でした。

ピルは2回にわたって飲みますが、低用量ピルと違いホルモン量が多いので、頭痛、吐き気などの副作用が起こります。

ピルの副作用

飲みはじめに吐き気や頭痛があることも

ピルを服用し始めて1~2カ月は、吐き気や嘔吐、頭痛、乳房の張りや痛み、不正出血などの副作用がみられることがあります。多くの人は飲み続けているうちに、これらの症状は自然と消えていくようですが、がまんできないときは、医師に相談してください。副作用を抑えるクスリもありますが、種類を変えると、ラクになる場合もあるようです。

ピルの服用を控えたい人、避けたい人

ピルを飲んでいると、血管のなかに血のかたまりができる血栓症[けっせんしょう]のリスクが高まることがわかっています。ただし、低用量ピルで血栓症が起きるのは、ごくまれです。

また、乳ガンリスクが増す可能性は小さいのですが、子宮頸ガンの発生率はわずかですが増えるという報告があります。ピル自体に発ガン作用があるわけではないのですが、ガンのあることを知らずにいると、ピルを服用することで検診が遅れてしまったり、コンドームを使わないことでウイルスの感染リスクが高まることもあるのです。そのため、ピルを使うときは、事前の検診と、パートナーにとってはコンドームとの併用が必要でしょう。

家族に若くして心筋梗塞[しんきんこうそく]や脳梗塞[のうこうそく]を起こした人がいて血栓症のリスクが高い人、乳ガン・子宮頸ガンをわずらっている人、35才以上でタバコを吸っている人、肝臓や腎臓・心臓に病気がある人、コレステロール値や中性脂肪値の高い人、血糖値の高い人、高血圧の人などは医師とよく相談してください。

OC(低用量ピル)ってなに??

低用量ピルは思春期から服用できる

OCとはOral Contraceptivesの略称で低用量ピルと呼ばれます。合成された卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2つのホルモンが含まれています。

重症な副作用がおこることはあまりありません。
内服開始のころは、今までとホルモンのバランスが変わるため、吐き気、頭痛、不正出血、乳房の張り、倦怠感といった症状を起こす方がいます。しかし服用を続けていくと3カ月くらいにはほとんどの方が快適な生活に戻ります。重症な副作用としては、血栓症、心筋梗塞、脳卒中になるリスクが少し高くなると言われていますが日本人には稀です。

低用量ピルの服用

低用量ピルは思春期から服用できる

低用量ピルは、月経がはじまった思春期から使うことができ、健康でタバコを吸わない人であれば40代でも飲むことができます。妊娠を希望するときは、服用をストップします。はじめは多少周期の変動がありますが、自然と排卵が起き、月経が訪れるようになります。

低用量ピルには3種類ある

低用量ピルには3種類ある
低用量ピルは、女性ホルモンの配合比率によって、1相性、2相性、3相性の3種類にわかれます。

1相性は、薬に含まれるホルモンの量がずっと同じもの、2相性は、黄体ホルモンの量が後半増えるなど、2段階に変化していくようになっています。3相性は、黄体ホルモン量が3段階に変化していくタイプです。

また、ピルは、1サイクル(4週間)が1シートとなって販売されており、1シートが21錠タイプと28錠タイプがあります。ピルは3週間続けて服用し、1週間は服用を休みますが、28錠タイプのものは、最後の7錠が偽薬(プラセボ)となっていて、飲み忘れがないように考えられています。ちなみに、偽薬の成分は、しょ糖やブドウ糖、乳糖など。飲み続けても、カラダにほとんど影響のないものが使われています。

1週間のくぎりがわかりやすいよう、日曜日から飲み始めるサンデーピルもあります。

どのタイプのピルにするかは、ライフスタイルなども考え、医師ともよく相談して選びましょう。

低用量ピルの飲み方と種類

毎日1錠ずつ、同じ時間帯に飲む

ピルの飲み方は、基本的に4週間が1サイクルとなっています。月経の初日から毎日1錠ずつ、できるだけ同じ時間帯に飲み、それを3週間続けて、次の1週間は薬を休みます。休んだときに出血が起こり、このパターンを繰り返していきます。このときの出血は、排卵がないので、無排卵月経になります。

飲み忘れたらどうする?

飲み忘れたときは、気づいた時点でなるべく早く飲むようにしましょう。半日くらいなら、遅れても薬の作用は途切れず続きます。24時間あいてしまったときは、次の日に2錠飲みましょう。ただ、2日以上飲み忘れてしまったときは、作用が切れてしまうので飲み忘れた日から数えて一週間休んでから、また新たに飲みはじめるようにしましょう。

更年期について

目次

※こちらは、更年期についての紹介でございます。

更年期って?

更年期とは「生殖期から生殖不能期への移行期である」と定義されています。
すなわち、卵巣の活動性が消失し月経が停止する閉経前後の期間に該当します。
日本の閉経の平均年齢は50歳です。年齢的には45~55歳くらいが更年期の時期に相当すると通常考えられています。

治療法

ホルモン補充療法、漢方療法、抗うつ治療などがあります。

更年期障害がおこる理由は?

卵巣機能の衰退に伴うエストロゲンの低下が原因です。
しかしエストロゲンの低下は閉経に一致しておこるものではなく、閉経の2年くらい前から低下が始まり、それに伴い卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)が上昇してきます。視床下部―下垂体―卵巣等に変化が生じ、その上位中枢である視床下部は持続的な機能亢進状態を生じることになります。その視床下部の機能亢進は視床下部に自律神経中枢が存在しることから、自律神経中枢にも影響を及ぼし、自律神経失調症を招くといわれています。

更年期だと思わず内科や心療内科に通院している方はいませんか?

更年期障害に伴う症状

ホットフラッシュ・肩こり・腰痛・頭痛・めまい・冷えなどのさまざまな体の症状
睡眠障害・不安・不満・うつなどの精神症状

ホットフラッシュ

結合型エストロゲン(CEE)の投与により「のぼせ、ほてり」は平均2週間で軽快。
2カ月後までに9割の女性がほとんど治癒する。発汗も同様。

睡眠障害

更年期に特徴なのは中途覚醒です。エストロゲンが有効です。
ちなみに早朝覚醒はうつ病によくみられます。

精神症状

基礎的にはエストロゲンが神経伝達物質の代謝回転、輸送、取り込みなどの関連しているとの報告が多く見られます。

認知機能

エストロゲンが短期記憶の改善に有効であることを示す報告があります。
おおまかに言いますと、ホットフラッシュがなく精神症状(不安感・抑うつ感)が強い場合には更年期障害ではないことがおおく精神疾患である可能性が高いと思います。

漢方について

目次

※こちらは、漢方についての紹介でございます。

東洋医学的な観点からの冷え性予防

食事

漢方では「医食同源」といって、日ごろの食生活も医療に通じるという考えがあります。
食品は陰性食品(身体を冷やす食品)、陽性食品(身体を温める食品)、中性食品に分類されます。本来はどれかに偏ることなく、バランスよく摂るべきですが、冷え性の方は陽性食品を多く摂って身体を温めるようにしましょう。

身体を冷やす食べ方

  • 甘いものの摂り過ぎ
    糖分は即エネルギーになるので、冷え性の人は好む傾向がありますが、身体を冷やします。甘いものは頭を使った後や、神経疲れには有効ですが、少量で大丈夫なのです。甘いものの量が多過ぎると冷えを助長させます。
  • 食べ過ぎ
    勘違いされそうですが、暴飲暴食は身体を冷やします。胃が冷えている人は食が細く、また無口になりがちです。胃が熱い人はたくさん食べて冷やそうとします。
  • 水分が多い野菜、果物
    レタス、きゅうり、トマトなどサラダに使われる野菜は身体を冷やします。果物も冷やすものが多いので、冷える人は程々にしましょう。
  • カリウムが多い食品
    キュウリ、トマト、ナス、スイカ、パセリ、ホウレンソウ、アボガド、ワカメ、昆布、インスタントコーヒーなどは身体を冷やしてしまいます。
  • 葉もの野菜
    ビタミンを豊富に含んでいて身体には良いのですが、根菜よりも陰性度が高いのです。茹でて火を通すことで、温めることができます。
  • タンパク質不足
    肉、魚、タマゴ、豆製品などタンパク質は筋肉を作る材料です。筋肉が少ないとエネルギー代謝が落ちて冷えやすくなります。

陽性・陰性・間性の食品区分

陽性食品(身体を温める食品:赤・黒・硬い)
塩(天然塩) / 梅干し / たくあん / 塩から / 明太子 / みそ / しょうゆ / チーズ / 牛肉/ イワシ/ サバ / サンマ / エビ / 日本酒 / 赤ワイン / 焼酎のお湯割り / 長ネギ / 玉ネギ / ニラ / ニンニク / ショウガ / 根菜類 / レンコン / ヤマイモなど / 黒豆 / 黒ゴマ / 紅茶
間性食品(黄色)
玄米 / 黒パン / 蕎麦 / 黒砂糖 / ハチミツ / イカ・タコ / カボチャ / サツマイモ / イチゴ / リンゴ / サクランボ / ブドウ / プルーン / 大豆 / 小豆 / 納豆 陰性食品(身体を冷やす食品:青・白・柔らかい)
精白砂糖 / 酢 / 牛乳 / 植物油 / マヨネーズ / カレー / 清涼飲料水 / コーヒー / 緑茶 / ビール / アイス / 菓子類 / 豆腐 / トマト / もやし / 葉菜類 / レタスなど / キュウリ / 熱帯・温帯・南方の果物 / バナナ / パイナップル / マンゴー / 柿 / レモン / スイカ / ウリ
※身体を冷やす食べ物も、加熱すれば、身体を温める
青野菜、果物などの身体を冷やす食べ物も、熱を加えたり(炒める、煮る)、塩を加えたり、水分を抜いたりすると、身体を温める食べ物に変わります。生野菜は温野菜に、牛乳は温めて飲むなどの工夫をすると変わります。

生活習慣の中の冷え性予防

入浴

シャワーだと身体の中までじっくり温めるのは難しく、身体を冷やしやすくなります。41℃前後の湯船に20~30分じっくり入った方が、身体の芯まで温まります。ぬるめのお湯は副交感神経を優位にさせてリラックスさせます。常に緊張気味の人にはおススメの入浴法です。

運動

身体の熱は、筋肉でさまざまな酵素がはたらくことで作られています。また、筋肉に栄養やエネルギーを運び、老廃物を運び去るのは血液です。運動をして筋肉を増やし、血流をよくすることが大切です。

ストレス解消

クヨクヨしやすいタイプ、また自分では自覚がなくても頑張りすぎてストレスになっている場合など、身体が冷えやすくなります。

薬を控える

化学薬品は身体を冷やしますので、必要以上に使わないほうがよいでしょう。鎮痛剤や抗炎症剤など症状を抑える薬にばかり頼っていると、その場はしのげても根本から治療している訳ではないので、治りが遅くなる可能性があります。

漢方での冷え性改善

冷え性によく使われる生薬

  • トウキ
    養血、子宮の機能調整などの働き。
  • シャクヤク
    補血、止痛、抗菌作用などの働き。
  • センキュウ
    活血して気をめぐらします。止痛作用もあり。
  • ブクリョウ
    健胃、胃中の水滞を調節します。
  • ビャクジュツ
    健胃、利水作用。
  • タクシャ
    膀胱に働きかけ利水します。
  • ケイシ
    陽気を補い経を温めます。
  • ゴシュユ
    芳香健胃、水毒による頭痛、嘔吐に使われます。
  • タイソウ
    脾胃を温め補います。
  • ショウガ
    脾胃を温め補います。ショウガを干したものを乾姜といい、
    身体の内から温めます。
  • 高麗人参、霊芝
    血液、自律神経、ホルモンバランスに働きかけ、複合的に温めます。高麗人参は漢方の上薬にも分類されています。

高麗人参

主要成分はジンセノサイドで、免疫システムを活性化し、正常に調整します。また赤血球を柔らかくして、毛細血管の隅々まで血液を流します。造血、エネルギー増強、自律神経の調節作用もあります。

高麗人参の作用

①体力、精神力を強化、体温上昇 ②疲労防止、細胞の寿命を延ばす ③胃腸の強化 ④肺の働きを良くする ⑤免疫力の増強 ⑥老化防止、体をみずみずしく ⑦代謝アップ ⑧性ホルモン、副腎皮質ホルモンの分泌を活発に、甲状腺機能を調節 ⑨心臓と血管系の調整、血圧の正常化、造血作用、コレステロールの減少 ⑩血糖を正常に ⑪悪性腫瘍の増殖、転移の予防

霊芝

霊芝の成分には、ガノデランA、ガノデランB、ヌクレオチド、ボルバトキシン、有機ゲルマニウム、糖タンパク、β-D-グルカンなどあり、免疫や自律神経を正常に調整します。血小板凝集抑制作用で血液をサラサラに、冷え性にも良い作用があります。

霊芝の作用

①アレルギー:ヒスタミン遊離抑制と副腎の機能を高めることで、Ⅰ~Ⅳ型のアレルギー体質を改善
②悪性腫瘍:腫瘍組織のまわりの血栓を除いて制ガン剤の働きを高める。霊芝の血栓抑制作用により、突然死の予防、痛みの緩和に役立つ。特に紅蔘との併用はおすすめ。
③気管支喘息、慢性気管支炎 ④狭心症、心筋梗塞 ⑤高血圧 ⑥低血圧 ⑧高脂血症 ⑨脳卒中 ⑩前立腺肥大 ⑪痔 ⑫糖尿病 ⑬帯状疱疹 ⑭ジンマシン ⑮膠原病 ⑯リウマチ ⑰白血球減少症 ⑱神経衰弱 ⑲ストレスの改善 ⑳老化防止

冷え性とは? ~漢方での「冷え」のとらえ方~

さまざまな病気の根本に”冷え”が関わっています

冷え性は、体の中に栄養や熱、力が足りない状態で、漢方では「虚証(陰性)」といわれます。低血圧、貧血、胃潰瘍、胃炎、胃ガン、潰瘍性大腸炎は、冷え性に多い病気です。うつ病、神経症、自殺なども陰の心から生じ、体のむくみも冷えのある陰性体質から起こるものです。
女性は多くの方が陰性体質になりますが、男性でも先に挙げた病気をお持ちの方は、基本的に陰性体質であると考えてよいでしょう。

一方、陽性は、身体が温かく、「熱症」ともいい、体内に栄養が充実した状態を指します。漢方では「実証」といわれます。
「万病の原因は冷え」という面から考えると、陽性の人は身体が温かく、つまり冷え性ではないのだから、健康ではないかと思われるかもしれません。しかし、陽性の人にも実は冷えがあり、それがもとで病気になります。
陽性体質の人は、若い頃には栄養も熱も十分あるため、ほとんど病気とは無縁の健康体のことが多いようです。しかし年齢とともに血管の内壁にコレステロールや中性脂肪などが過剰に沈着し、動脈硬化を起こして高血圧、脳卒中、心筋梗塞などの病気を起こしやすくなります。また、ガンや痛風、糖尿病、脂肪肝も栄養の摂り過ぎからくる病気です。

では、このような陽性の人が病気を招く冷えとはどのようなものなのでしょうか。陽性の人は体内に十分熱があるにも関わらず、燃焼すべき栄養過剰物、老廃物がそれ以上に多すぎるために完全燃焼できてないのです。結果的に熱が不足するので、冷えていることになります。
身体は、陰性と陽性の中間にある間性の状態が望ましく、健康な状態といえます。

低体温からくる症状、病気

頭痛、たちくらみ、めまい、耳鳴り、鼻炎、くしゃみ、

鼻水、咽痛、咳、不眠、イライラ、肌荒れ、ジンマシン、肩こり、肋間神経痛、肺、風邪をひきやすい、食欲不振、吐き気、便秘、下痢、腹痛、ガスがでる、下腹の痛み、膨満感、腰痛、腰の冷え、頻尿、残尿感、膀胱炎、生理不順、無月経、月経困難、生理痛、不正性器出血、不妊、陰部湿疹、かゆみ、むくみ、足がだるい、しびれる、関節痛、膝の痛み、はれ、正座ができない、手足の冷え、手足のほてり、レイノー病

冷え性と低体温の違い

手足の冷えなど自覚症状のあるのが「冷え性」、体の内部が冷えているのが「低体温」です。
「低体温」は気付きにくいので注意が必要です。手足はポカポカでも体の内部は冷えていることがあります。腋下の+0.9~1.0℃が深部体温と云われています。

高齢者の4割、子供の3割は「低体温」だと云われていますので、チェックしてみましょう。

東洋医学からみた冷え性の原因

「気・血・水」が満遍なく身体を循環することが、健康の基本と考えます。

冷え性には、4つのタイプがあります。

  1. 気虚-エネルギーが不足しているタイプ。
  2. 血虚-全身を流れる血液が不足しているタイプ。
  3. 瘀血-血液がドロドロして滞っている状態。中高年以降、瘀血が増える傾向があります。
  4. 寒湿-水毒を持っているため身体が冷え、むくみ、めまいになりやすいタイプ。

体温の仕組み

身体の熱は筋肉でさまざまな酵素がはたらいて作られています。筋肉に栄養やエネルギーを運び、老廃物を運び去るのは血液です。冷たい外気にあたると、身体は手足の血管を収縮させて熱を逃がさないようにします。

自律神経からみた冷え性の原因

深部体温を37.2℃に保つために、身体を活動させるアクセル役の交感神経と、リラックスさせるブレーキ役の副交感神経があり、お互いがシーソーのように交互にバランスよく働くことで、体内の体温が保たれています。交感神経過剰になっても、副交感神経過剰になっても、身体は冷えてしまいます。

ホルモンのバランスからみた冷え性の原因

脳の視床下部はホルモンのバランスをとっています。甲状腺ホルモンや副腎皮質ホルモンの分泌が増えると、代謝が亢進して熱を産み出します。ホルモンのバランスが崩れると、体温のコントロールを失って冷え性になります。

女性に冷え性が多い理由

女性特有の生理で一時的な貧血状態に。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンの入れ替わりで、不安定になりがち。
更年期には女性ホルモンの減少から、バランスが崩れやすくなります。
女性は一般的に、熱を発生する筋肉が少なく脂肪が多い為に、冷えやすい体質です。脂肪は温まりにくいので、「太って汗かきなのに、冷え性」という方も多いのです。

40代、50代以降に身体の不調が現れるのは

40代、50代から、不規則な生活、神経疲れやストレス、運動不足、体を冷やす食生活など長年の良くない生活習慣の害が現れてきます。また、親から受け継いだ体質も、この時期から現れてくるのです。また、「腎虚」といって、年齢を重ねることで身体の内分泌機能、免疫機能は低下してきます。
若いころは多少無理をしても平気ですが、積み重なってくると身体はさまざまな警告を出してくるのです。

漢方薬の注意

※ 注意 ※
漢方薬は同じ症状がある人でも、体質によって処方する漢方薬が異なります。

例えば、同じ「寝つきが悪い」という症状でも、

  • 体力のある人は、黄連解毒湯。
  • 虚弱体質の人は、酸棗仁湯。

といったように体質によって違う漢方薬を飲みます。

もし、体質に合わない漢方薬を飲むと、効かないどころか副作用が現れてしまうことがあります。

漢方薬の副作用|具体的な症状と4つの回避方法

本記事では、それぞれの漢方薬について「こんな体質の人に合う」という項目で合う体質を記載しているので自分に合うかしっかり確認してください。

特に「体力がある」「体力がない」は重要な指標です。

「実」と「虚」

難しい話をしようとは思いませんが、「実」と「虚」のだいたいの概念を知っていただきたいのです。これはその人の状態を把握する上でとっても大事なのです。
「実」とは正気(からだの抵抗力)が十分に強ければ弱い邪気(病毒の破壊力)くらいでは病気になりませんが、強い邪気がくると激しくせめぎ合うため病気になる状態をいいます。(たとえば、患部の痛み・発赤腫脹などの生体反応がおきること)
「虚」とは、正気が衰えていると、弱い邪気でも抵抗できずにすぐに病気になる状態です。(この場合は痛みや発赤などが乏しい)

女性の不調への効き方

『でも本当に効くの?』
とまだ半信半疑の方もいるでしょう。
ここまでは、女性と漢方薬の概念的なお話をしていました。
■ここからは、漢方薬が具体的に「どんな症状」を「どんなアプローチ」で改善していくか見ていきましょう。
いくつか女性特有の症状の例を挙げて説明します。

冷え性

原因: 体内に湿気があり、胃腸が弱く、血が不足している状態

漢方薬の働き: 湿気を取る、健腸作用、血を補う

腰痛

原因: 体の冷え、血の不足

漢方薬の働き: 体を温める、血を補う

偏頭痛

原因: 体内の巡りの悪さ

漢方薬の働き: 蓄積した水分をスムーズに循環させる

生理痛

原因: 体の冷え、血の不足、ストレスがある

漢方薬の働き: 血を補う、血をめぐらす、ストレスの緩和

これは一例ですが、このようなアプローチで不調を改善します。

これを見ると分かるように、女性特有の症状のほとんどが「血の不足」から起こっています。

そのため、次の章で紹介する漢方薬も、「血の不足を補う作用があるもの」が多いです。

女性診療における漢方

「心身一如」女性はもともと生理周期があり、それに支配されているといっても過言ではありません。つまり、女性のライフサイクルはホルモンの変動により左右されるのです。そのため、こころとからだのバランスが重要なのです。
漢方医学においては、基本的には陰と陽のバランスのとれた状態が健康な状態と考えています。漢方での考え方は・足りないものは補う・余剰なものは排する・冷えておれば温め・緩んでおれば緊張させという具合に、常にこころとからだ全体のバランスを整えることを主眼にして治療してゆく医学なのです。漢方医学では「心身一如」という考え方が根底にありますが、これこそが産婦人科の疾患に適している治療法なのです。
このことから当院では漢方治療を取り入れて、こころとからだの両面からサポートする診療を行っております。

婦人科の5大漢方薬

婦人科でも実際に処方される代表的なものは以下の5つあります。

■当帰芍薬散
温めて水分をめぐらせ、血を補います。
(冷え性、むくみ、生理不順、めまい、動悸など)

■桂枝茯苓丸
血と水分をめぐらせます。
(冷え、むくみ、生理不順など)

■加味逍遥散
気をめぐらせ、血を補います。
(イライラ、めまい、ほてりや冷え、倦怠感、食欲不振など)

■桃核承気湯
血をめぐらせ熱を冷ます。
(のぼせ、暑がり、便秘、イライラ、不眠など)

■温経湯
強く温めて血を補い、体を潤します。
(冷え性、冷えの生理痛など)

女性の不調への効き方

『でも本当に効くの?』
とまだ半信半疑の方もいるでしょう。
ここまでは、女性と漢方薬の概念的なお話をしていました。
■ここからは、漢方薬が具体的に「どんな症状」を「どんなアプローチ」で改善していくか見ていきましょう。
いくつか女性特有の症状の例を挙げて説明します。

冷え性

原因: 体内に湿気があり、胃腸が弱く、血が不足している状態

漢方薬の働き: 湿気を取る、健腸作用、血を補う

腰痛

原因: 体の冷え、血の不足

漢方薬の働き: 体を温める、血を補う

偏頭痛

原因: 体内の巡りの悪さ

漢方薬の働き: 蓄積した水分をスムーズに循環させる

生理痛

原因: 体の冷え、血の不足、ストレスがある

漢方薬の働き: 血を補う、血をめぐらす、ストレスの緩和

これは一例ですが、このようなアプローチで不調を改善します。

これを見ると分かるように、女性特有の症状のほとんどが「血の不足」から起こっています。

そのため、次の章で紹介する漢方薬も、「血の不足を補う作用があるもの」が多いです。

漢方薬の女性の考え方

事実、漢方薬の処方を求めに薬局や病院に来る患者さんの70%以上が女性です。

その理由は、男性より女性の方が「体調の変化に気付きやすい」ということもありますが、

→女性の体は、初潮・妊娠・出産・閉経など一生のうちでさまざまに変化するため不調が起きやすい

という理由があります。

漢方薬の考えでは、女性は生理や出産など「血」や「水」に関係が深く、血に関する病気が多く起き、

血のめぐりが滞ったり、血が不足してさまざまな症状が発症すると考えられています。

そして、そのように男性と女性を区別してとらえるので、「女性特有の症状に合せた漢方薬」が存在します。

西洋薬では、局所的に女性と男性を区別することはありますが、体全体が違うものととらえたりしません。

漢方薬は女性特有の症状が得意

漢方薬は、以下の8つの症状が得意分野です。

  1. 西洋医学では病気と認められないもの
    (冷え性、肩こりなど)
  2. 西洋医学の治療で副作用のあるもの
    (不妊治療など)
  3. 西洋医学で何度治療しても、再発を繰り返す病気
    (生理痛、不眠、頭痛など)
  4. 西洋医学で検査値は正常に戻るが、自覚症状まだあるもの
    (更年期、むくみなど)
  5. 西洋医学で治療法がないもの
    (神経疾患など)
  6. 体質改善
  7. 体力低下
  8. 妊娠時期の病気

逆に、手術や救命処置が必要な病気、伝染性の強い病気、重症の感染症 などにはあまり作用がありません。
→女性特有の症状である冷え性・月経に伴う症状・更年期などは漢方薬の得意分野です。

漢方薬は何でできている?

漢方薬の原料は、ほとんどが植物です。例外的に一部動物や鉱物が含まれています。昔から、自然の植物の中から先人たちが多くの生理活性を持った物質を見つけて、それを組み合わせることで、つまりバランスをとることで治療を行ってきました。
時々民間療法と混同される方がおられますが、違ったものです。漢方薬では古典に基づき、一定の理論・法則にしたがって成り立っているものなのです。 どう効いているのかわからないから使わない・・・といわれるお医者もおられますが、最近では作用機序の解明が進められています。学会誌などでの報告、論文を読みますと西洋医学に遜色なく、というよりもあるときにはもっと合目的に作用していることに驚かされます。根拠に基づく医療(Evidence based medicine:EBM)が脚光をあびていますが、徐々に漢方におけるエビデンスが示されてきており、私も漢方を使っていく上で心強く思っています。

■漢方薬は、このようにいくつかの生薬を組み合わせて作られています。

生薬は、植物の根や実や種子を乾燥させた自然の材料です。

例えば、婦人科の漢方薬に含まれる生薬はいくつかあり、それぞれこのような作用を持っています。

  • 茯苓 : 利尿作用、むくみを解消
  • 当帰 : 血を補い巡りを良くする
  • 芍薬 : 血を補い巡りを良くする
  • 蒼朮 : 手足の冷えを取る
  • 桂皮 : 体を温める
  • 地黄 : 水で潤す

そして、
この作用によって、女性に嬉しいこんな働きが望めます。
■血行が良くなり、顔色が良くなる、ニキビが軽減する。
■水分がめぐり、肌が潤う。
■月経不順が改善される。
■むくみがとれ、体がすっきりする。
■冷えがなくなり、代謝が良くなる。
漢方薬の長い歴史の中で、
「これらの生薬をどのように組み合わせればより良い働きを発揮できるか」
「さらに、副作用を抑えられるか」
ということが試行錯誤されてきました。
そして、現在使われている漢方薬は、バランスの良い生薬の組み合わせとして伝わったものです。

漢方薬って何?

普通の薬と漢方薬の違い

普段病院で処方される西洋薬は、症状に “直接” 作用します。
例えば、生理痛の薬は、痛いときに飲んで「痛みを取り除くことだけ」に使われ、他の不調には効きません。

■一方、漢方薬は、5~20種類ほどの生薬の組み合わせで作られていて、複合的な働きがあります。

例えば、生理痛に使う漢方薬は、
胃腸を温めて冷えを取る
血の巡りを良くする
ストレスを緩和する
体内の水分を調整する
鎮痛作用
など複数の働きがあり、
→症状を引き起こしている「複数の原因」に作用し、その場しのぎではなく、根本的に治療します。

ホルモン剤で女性ホルモンを強制的に調整するのではなく、
ホルモンバランスが悪くなっている原因から改善して、
結果的にホルモンバランスを整えてくれるんです。

水分の取り方について

目次

※こちらは、水分の取り方についての紹介でございます。

良い水分の取り方

水分は、一度にたくさん取るのではなく、
一回200ml程度を数回に分けて飲むのが良いとされています。

そのため、社会人の方であれば、

起床時 → 出勤後 → 昼食時 → おやつの時間
→ 夕食時 → 入浴後 → 就寝前

といった形で、数時間に一回ペースで
上手に摂取することを意識して、
うまく水分と付き合うようにしましょう。

また、冷蔵庫でキンキンに冷えた飲み物や、
氷を入れて冷やした飲み物も体を極端に冷やし、
体調不良につながるためおすすめできません。

5~15℃の間で、ほどよく冷たい程度にしましょう。

今まで、なんとなく摂取していた水分ですが、
この機会にしっかりと摂取方法を見直し、
健康的な毎日を送れるように心がけましょう。

水分の一日の適した摂取量は?

人の体に必要な水分量は年齢によって異なり、

成人よりも子供の方が多く必要とします。

新生児は体重比で80%、成人は60%、

65歳以上では50%とされています。

体重比では分かりにくいと思うので、

年齢別に一日の適した摂取量の計算式を挙げますね。

  • 新生児   体重×140ml
  • 2歳     体重×120ml
  • 4歳     体重×110ml
  • 10歳    体重×80ml
  • 14歳    体重×60ml
  • 成人    体重×50ml

この計算で出た結果から、さらに食事から摂取できる水分量を

1000mlと仮定して、引いた量が一日に必要な

目安の摂取量となります。

もちろん、一日の運動量などで、摂取量に若干の変化はありますが、

基本的にはこの計算式で一日の適した摂取量を

算出することができるでしょう。

今回の結果から、必要以上に水分を摂取していることが分かった方は、

今後水分を控えるか、適度な運動を心がけましょう。

水分の取り過ぎから起こる症状

まず、水分の取り過ぎは、胃の機能の低下を引き起こします。

過剰な水分によって胃酸が薄くなり、消化能力が低下して、

食欲不振や胃もたれ、消化不良が起きやすくなります。

消化不良が原因で、下痢になることもあるようです。

また、水分を多くとることで血液の量も増えるため、血圧が上昇します。

それに伴い、体中に血液を送っている心臓にも

大きな負担がかかることになります。

このような、消化不良や心臓の負担増加などから、

体が常にだるく感じるといった症状も引き起こします。

夏バテと呼ばれる症状も、水分の取り過ぎが原因の一つに

なっているといえるでしょう。

さらに、むくみや冷えも水分のとりすぎで起きる症状の一つで、

体の冷えは免疫力を低下させ、

病気にかかりやすくなってしまいます。

水分のとりすぎ

水分のとりすぎで起こる症状とは…。

水分を取ることは体に良い事だと思い込み、
日頃から意識して水分を摂取している人は多いと思います。

水分は多く取れば取る程、体にいいとは限りません。

日頃から、常に体がだるい、頻繁にむくみが起きるといった症状は、
水分のとりすぎが原因の場合もあります。

ただ、取りすぎが悪いと言えども、一日の適した摂取量が
どのくらいか分からないと意味がないですよね。

今回、水分の取りすぎで起こる症状や、
毎日の適した摂取量についてまとめました。