木島医院

草加市谷塚の産婦人科,女性診療科,漢方治療  木島医院   院長 木島一洋 

〒340-0023 埼玉県草加市谷塚町648-1
TEL 048-925-1919


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Q&A <よくある質問>


産婦人科に抵抗があっても病気は待ってくれません。
定期的な検診と安心して受診できる専門医にお任せください。

 
Q. 産婦人科はどのような症状のとき受診するべきですか?
A. 生理不順(月経不順)やおりもの・子宮・乳房の異常や性病の疑いから、更年期障害などホルモンバランスが原因となっている病気、膀胱炎、不妊の原因や悩みがある時には是非来院してください。また病気や異常がなくても生理日(月経日)をずらしたい場合や生理(月経)による痛みを軽減したい場合にも低量ピルや漢方などで対応できますのでお気軽にご相談ください。
Q. 整形外科や内科と婦人科どちらを受診すべきですか?
A. 女性特有な病気か一般的な病気なのか自己判断するのはとても難しいことです。泌尿器科の病気かとおもったら卵巣の病気だったなんて事もあります。症状によって専門の病院へ紹介状を書くことができますので、まずはお気軽にご相談ください。
Q. OC(低用量ピル)ってなに??
A. OCとはOral Contraceptivesの略称で低用量ピルと呼ばれます。合成された卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2つのホルモンが含まれています。


重症な副作用がおこることはあまりありません。
内服開始のころは、今までとホルモンのバランスが変わるため、吐き気、頭痛、不正出血、乳房の張り、倦怠感といった症状を起こす方がいます。しかし服用を続けていくと3ヶ月くらいにはほとんどの方が快適な生活に戻ります。重症な副作用としては、血栓症、心筋梗塞、脳卒中になるリスクが少し高くなると言われていますが日本人には稀です。
Q. STD(性感染症)ってなに?
A. STDとはsexually transmitted diseasesの略称で性感染症とよび、性行動を介して伝播、感染する病気をいいます。STDの治療ではセックスパートナーの検査・治療が不可欠です。





<クラミジア感染症とは?>
潜伏期間:1~3週間
症状:女性側-帯下増加(緑黄色・悪臭・膿性)、不正性器出血、腹痛
男性側-排尿痛
診断:子宮頚管粘膜上皮細胞などの感染局所を綿棒で擦過して抗原を検出します。 感染から時間の経過している症例などは採血による抗体検査を行います。
治療:妊娠していない人-テトラサイクリン系、マクロライド系、ニューキノロン系
妊娠している人-マクロライド系
※クラミジア感染が子宮頚管炎から子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎と波及することがあります。将来、卵管性不妊症や子宮外妊娠の原因となることもあります。
※妊婦さんの3~5%にクラミジアが検出され、早産、前期破水の原因となることもあります。分娩時に赤ちゃんに感染すると赤ちゃんが結膜炎や肺炎を引き起こすこともあります。




<淋病とは?>
潜伏期間:2~5日
症状:帯下増加(黄色・膿性)、外陰部のかゆみ、灼熱感、排尿痛
診断:子宮頚管、尿道からの分泌物を検査します。
治療:ペニシリン系 セファロスポリン系
※放置しておくと卵管炎、卵管周囲炎となることもあり、将来不妊症になる可能性もあります。




<性器ヘルペスとは?>
症状:初めての感染で症状がでたら-水ぶくれや潰瘍ができます。発熱したり、痛みのために排尿困難な場合もあります。ふともものリンパ節が腫れて痛みも出ます。 子宮頸部や膀胱にまで症状が波及することもあります。
再発した場合-1年以内に8割以上が再発するといわれています。過労・セックス・ストレスなどの刺激で再発することが多い。性器、おしり、ふとももなどに水疱ができます。神経痛などのような痛みが前兆にあることがあります。 初感染の時よりも症状が軽くすむことが多いです。

治療:軟膏、飲み薬 重症の場合は点滴します。
Q. 不正出血しているのですが、、、。
A. 不正出血には色々な原因があります。
子宮がん
STD
子宮頚管ポリープ
子宮内膜ポリープ
子宮筋腫
機能性出血
(器質的疾患がないにも関わらず子宮内膜からの出血で月経以外のもの)
その他

不正出血は本当にびっくりしますよね。
まずは、「子宮がんかも!!」って思われる方が多いと思います。しかしそう子宮がんが見つかることはほとんどありません。
顔面蒼白になり「先生~出血したんです」と泣きそうになって診察室に入ってこられる方がほとんどですが、診察すると、ポリープだったり小さい筋腫があったりと、がんではない人がほとんどです。
しかし、念のため全例子宮がん検査は行います。
とりあえず出血したら早めに診せてください。万が一子宮がんでも早期に見つかれば子宮をとらなくても大丈夫なこともありますから。
Q. 更年期って?
A. 更年期とは「生殖期から生殖不能期への移行期である」と定義されています。
すなわち、卵巣の活動性が消失し永久に月経が停止する閉経前後の期間に該当します。
日本の閉経の平均年齢は50歳です。年齢的には45~55歳くらいが更年期の時期に相当すると通常考えられています。


更年期障害がおこる理由は?
卵巣機能の衰退に伴うエストロゲンの低下が原因です。
しかしエストロゲンの低下は閉経に一致しておこるものではなく、閉経の2年くらい前から低下が始まり、それに伴い卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)が上昇してきます。視床下部―下垂体―卵巣等に変化が生じ、その上位中枢である視床下部は持続的な機能亢進状態を生じることになります。その視床下部の機能亢進は視床下部に自律神経中枢が存在しることから、自律神経中枢にも影響を及ぼし、自律神経失調症を招くといわれています。
Q. 更年期だと思わず内科や心療内科に通院している方はいませんか?
A. <更年期障害に伴う症状>
ホットフラッシュ・肩こり・腰痛・頭痛・めまい・冷えなどのさまざまな体の症状
睡眠障害・不安・不満・うつなどの精神症状
<ホットフラッシュ>
結合型エストロゲン(CEE)の投与により「のぼせ、ほてり」は平均2週間で軽快。
2ヶ月後までに9割の女性がほとんど治癒する。発汗も同様。
<睡眠障害>
更年期に特徴なのは中途覚醒です。エストロゲンが有効です。
ちなみに早朝覚醒はうつ病によくみられます。
<精神症状>
基礎的にはエストロゲンが神経伝達物質の代謝回転、輸送、取り込みなどの関連しているとの報告が多く見られます。
<認知機能>
エストロゲンが短期記憶の改善に有効であることを示す報告があります。
おおまかに言いますと、ホットフラッシュがなく精神症状(不安感・抑うつ感)が強い場合には更年期障害ではないことがおおく精神疾患である可能性が高いと思います。
Q. 月経困難症の治療方法はどのようなのがありますか
A. 月経困難症とは、、、。

生理期間中に生理にともなって起こる病的症状のこと。
下腹部痛、腰痛など一般的に生理痛と呼ばれるものに加え、おなかの張り、吐き気、頭痛、疲労、
脱力感、食欲不振、イライラ、下痢および憂うつなども含まれます。




治療方法は?

<対症療法>

薬を服用することで、痛みの原因物質が体内で合成されないようにします。
痛み止めだけではなく、漢方薬も対症療法のひとつです。
痛みの原因物質が出来てから(痛くなってから)ではなく痛くなる前から飲むと効果的です。


<内分泌療法>

痛み止めで痛みが軽減されない場合に、ホルモン剤で症状を改善する治療方法です。
生理痛の原因となる疾患をコントロールすることで痛みを和らげ再発を防止します。
LEP製剤※1が多く用いられています。
その他、黄体ホルモン剤、GnRHアゴニスト※2などもあります。すべて医療機関を受診して処方されます。

どちらの療法も薬の種類はさまざま。場合によっては対症療法と内分泌療法を組み合わせて
使用することもあります。お医者さんとよく相談して、あなたに一番適した治療法を選択しましょう。
内分泌療法には、吐き気やめまい、不正出血などの他に、まれですが血管の中で血のかたまりができる血栓症の
副作用も知られています。
下肢の急激な疼痛や浮腫、突然の息切れや胸痛、激しい頭痛などの症状が出た時はすぐに医療機関に相談しましょう。


※1 LEP製剤:月経困難症を適応症とする保険薬。低用量の卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合剤。
※2 GnRHアゴニスト:性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン:Gn)を放出させるホルモン(RH)の働きを抑え、卵巣の機能を抑制します。